銘切り

御祝 御祝

「運命を切り開く」と、たいへん縁起の良い意味合いを持つ贈り物として包丁は
ご結婚やご新築のお祝いにとても喜ばれております。
当店でご購入いただきましたお品にはお名前や商号、お店の名前などを
6文字まで無料にてお入れすることができます。
どうぞご遠慮なくお申し付けください。

お持ち込みにて銘切りのご依頼も承っております。
料金等についての詳細は当店までお問い合わせください。

また、包丁の柄の部分にもお名前などをお入れすることもできます。
こちらはアルファベット文字の使用も可能なため、店舗名などをご希望される方にたいへん人気です。

先日、あるお客様に砥いで欲しいとお預かりした1本の包丁。刃の部分は広告で巻かれていましたが(中略)その特徴的なハンドルの形状で、それがどんな包丁かすぐにわかりました。以前、私が勤めていたお店の取扱い商品だったのです。
しかも、私自身が銘切りしたお名前が。今から5~6年前の字体ですが、確かに私がお入れ差し上げたものに間違いありません。
当時は自分で店を出すなどこれっぽっちも思っておりませんでした。いつもの仕事が終われば夜間の専門学校へ通い、早朝も自主勉強。たまに柔道の稽古があるってくらいで、同じ毎日を繰り返す—それがあの頃の私。その時はその時で一生懸命だったように思います。
(中略)「包丁屋 白」を開業して1年。なかなか思うようにいかないことや、いろいろ大変だったりもしますが、お客様に驚きや感動を伝えられることは他に代えがたい幸せだと思います。
この手で5~6年前、銘切りさせていただいた包丁に今日改めて教えてもらいました。

包丁屋 白 Instagram ある日の投稿より

この仕事に就いて、いつの間にか12年を超えていました。数えきれないほどの商品を扱い、銘を切り、刃を整えて参りました。
老舗店を出て店を構えたことをご存じではないはずが、過去に手掛けた包丁がいくつも私の手に戻って来たことは実のところ思いもせぬ喜びでした。福岡に残っている刃物店はわずかで、そこを考えれば不思議ではないことかもしれません。それでも今は、この仕事を続けて良かった一番の理由となっています。
お買い上げの時の本刃付けにしても銘切りにしても、また砥ぎ直しにしても、まるでお嫁に出した子が里帰りして来たかのような——そんな思いにしてもらえています。
大事に扱っていただいている様子が見て取れると嬉しく思いますし、お仕事などでよく使い込まれている包丁ですと厨房に立たれる姿まで思い巡らせます。
私にはテーブルに並ぶお料理もそれをお口にされる方のお顔も見れることはありませんが、実際にその包丁をお使いになられる方のことは分かってきたように、この頃は思います。
良い包丁とは、使われる方にとにかく都合の良いことが何よりと包丁屋 白では考えます。お客様に取ってのそんな1本をお任せいただけますよう、心よりお待ち申し上げております。

刃物販売専門店 包丁屋 白 店主・松田
刃物販売専門店 包丁屋 白
店主・松田

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営業時間 9:00~17:00 / 定休日 火曜日

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